2012年8月15日水曜日

近畿の税収、2年ぶりに減る。

朝日新聞、2012年8月9日朝刊、msn産経WEST

大阪国税局は8日、平成23年度(2011年度)に
近畿6府県で納められた国税の総額が6兆9217億円だったと発表した。
前年度より196億円(0.3%)減少し、2年ぶりの減収。法人税は402億円減の1兆6256億円で、税目別では最大の減収額となった。

国税の総額が2年ぶりの減収となった要因について、
国税局は「急速な円高の進行や欧州危機などの影響で法人税の税収が落ち込んだため」としている。

国税局によると、消費税が同351億円(1.8%)減の1兆8765億円で、
源泉所得税は同731億円(4%)増の1兆9187億円だった。

府県別の税収額は大阪が4兆3003億円でトップ。
次いで兵庫1兆2512億円、京都7174億円、
和歌山2524億円、滋賀2329億円、奈良1675億円の順。
大阪と兵庫を除く4府県が前年度を下回った。

近畿の2011年度の滞納残高は前年比7.7%減の1,568億円で、
13年連続の減少。
消費税の割合が年々増えており、2011年度は32.8%(514億円)だった。


本職の備忘。
この記事を読むと、
なぜ税務署が消費税と源泉所得税の徴収に力を入れているかがわかる。
特に、源泉所得税が増えている、というのが面白いな。


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