2011年5月8日日曜日

● 京都で学生生活を送ったすべての人に。



『四畳半神話大系』/監督湯浅政明(2010, 日本)



 


昨日の『絞殺魔』に引き続き、アタリ作品!
おそらく、京都で学生生活を送った人なら誰でも楽しめます。
というか、ほろ苦い思いを感じるはず、です。
行定勲の『きょうのできごと』も冷静に観れなかったけど、
このアニメはそれ以上。
なにしろ、舞台設定がまんま生活圏だし、
「内向的な文系男子」ってのも自分にピッタリ。

湯浅政明は、
いわずとしれた代表作、
『クレヨンしんちゃん モーレツ! オトナ帝国の逆襲』で名前を知って、
『マインドゲーム』、『ケモノヅメ』、『カイバ』と観てきたけど、
どれも素晴らしい出来だった。
結末には「?」となることもあるが、そこに至るまでの高揚感がすごい。
湯浅正明の新作もっとみたいな。

そして、森見登美彦を読んでみよう。
経歴調べたら、学部こそ違うけど、後輩なんだよね。
そうか、いよいよ年下が世に出てくる歳になってしまったか…。

そうそう、
オープニングのASIAN KUNG-FU GENERATION、「迷子犬と雨のビート」もいい。
ちょうど最近FPMのミックスCD、『Versus』の#1「新世紀のラブソング」で
好印象をいだいていたところ。
これも一種のシンクロニシティか。
エンディングは、
いしわたり淳治+砂原良徳+やくしまるえつこの「神様のいうとおり」。
これも豪華だなあ。
Amazonの解説には、

「●TVアニメ最強のオープニング・テーマ&エンディング・テーマ!」

とあった。
確かにその通り。

本当にいいアニメ。
これ、また借りてきます。

  




 

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